

最後となったインガカップ決勝レポート。
今回オープン男子には49名の申込があったが、当日キャンセルも数名いた為。40数名で競技が行われた。
インガクラスではセッターが小山田大 保科宏太郎と豪華メンバーで行われたので登り応えのある課題が多かったのではないだろうか?
決勝は女子と同じく5名で行われ、ルールも同じく1課題4分のトライを順番に3課題おこなうというもの。
決勝選手には、コンペ常連組の渡辺数馬 茂垣敬太を筆頭に大山史洋 清水淳が続き、そして予選5番手ながらも江口 健太が決勝へと進んでいる。
決勝1課題目はスローパーメインの課題だが、若干下部の手順が曲者に。まさに清水淳が手順を読み間違い、まさかの下部敗退となってしまった。
続いて2課題目だが、曲面の壁にて(写真左奥)行われた。この課題、下部はそこまで難しくはないのだが、赤▲ハリボテのホールドを取ってからの左へのトラバースが核心となり、ほとんどの選手がここで敗退となった。
強さを見せ付けた渡辺数馬もゴール間近までいくものの、最後のカチを持ちきれずに敗退しとなったが、ここで予選2位の茂垣敬太が渾身のトライで1トライ完登と見せつけ、観客にも大きな歓声が沸いた。
最後となる3課題目はさらにキツイ曲面の壁に設定され(写真手前の壁)行われたのだが、この課題もスローパーピンチ系の課題となり、恒例のポケット課題は今年は顔を出さなかっこととなる。
最大傾斜部分でほとんどの選手が敗退するなか、予選4位通過の大山史洋が最大傾斜を越え、終了点間近まで登る素晴しいトライを見せ観客を沸かしたのだが、最後の最後で無念のフォールとなり、完登とまで行かなかった。
予選1位通過の渡辺数馬も健闘するが、最大傾斜の核心を越えることが出来ずにまさかのタイムオーバー。
そんな中、1課題目、2課題目と1トライで完登している茂垣敬太が、この最後の課題も安定した登りで最大傾斜の核心越えを果たし、大山史洋が保持できなかった最後のホールドも危なげなくこなして完登。
見事な登りで観客を沸かせ。そして
圧倒的な強さを決勝で見せつけ、茂垣敬太が優勝を手にした。
2位には渡辺数馬をおさえて大山史洋が手にし、渡辺数馬は3位という結果に終わった。
1位 茂垣敬太
2位 大山史洋
3位 渡辺数馬
4位 江口健太
5位 清水淳
さて、お待ちかねのインガカップ決勝。
インガカップの決勝はF.F.Tとは少し違い、課題数が2から3課題に増え、さらに1課題に対しての制限時間が4分となって行われました。
まずは女子決勝から。
女子決勝は尾川智子が受付時間に姿を現さなかったことからキャンセルと判断。セッターの予定も狂い、急遽 決勝課題を若干の手直しを加えて開始されることとなった。 野口啓代が優勝候補か。と思われる決勝だが、1課題目から波乱が起きた。
続いては1課題目から見事な登りを連発し、歓声も大きい田中亜貴。
他の選手に比べてリーチが無いが、大きな動きで次々に手を出してく登りに歓声も沸き、先ほどの梶山の高度も越え、ゴール目前まで高度を伸ばすが、一歩及ばず。
最後に登場は優勝候補の野口啓代。
ここはさすがに優勝常連の野口。1トライ目から落ち着いた登りを見せ、大勢の観客が見守る中、各選手が敗退した箇所をこなしていく。
最後、先ほどの田中亜貴が敗退したところも難なく越え、余裕を見せての完登。
まさに優雅な登りに観客にも歓声が沸き、どうどうと野口啓代の優勝を手にした。
昨年はタイムオーバーで優勝を逃してしまったこともあり、今回の優勝は昨年の屈辱を見事に晴らした結果となった。
1位 野口啓代
2位 田中亜貴
3位 梶山沙亜里
4位 クブラコワ ナタリア
5位 大山由紀
FLYING FINGERS THROWDOWN(以降F.F.T)の決勝
ビギナークラスから決勝が開始された。
F.F.T決勝は1課題3分トライを2課題行う。1課題目の競技時間3分経過後、3分の休憩をはさんで2課題目をトライするというルール。 (写真はまた後日)
1課題目は若干傾斜のある壁で行われ、最初の一手目からハリボテを両手で保持して次手を出す課題。後半には右カンテのホールドを右手で保持してバランスの悪い中ゴールホールドに左手を飛ばすのだが、そこが核心。
いいところまで登っていた稲垣太郎も吉田真梨子も終了点タッチで競技を終えてしまう。 そんな中、小学生の清水裕登が大人顔負けの登りでゴール直前まで。リーチ的にも他の選手より厳しいなか、終了点を見事に飛びついてキャッチ。 素晴しいトライに歓声が沸いた。 そして、最後に登場は予選1位通過の前山功治。観客の期待のなかトライするものの手順を間違いパワーロス、まさかの中盤でのフォールで完登にいたらず、1課題目は清水裕登がただ1人の完登で優勝に手がかかった。
2課題目は低い壁ながらカンテを上手く使いながらマントルを返していく課題。
さすがに1課題目からの休憩が3分しかないということもあり、疲れも見られるが最後の力を振り絞ってのトライとなる。
最後核心のこの課題は、ほとんどの選手がマントル直前までは登るが最後がでず、、もう少しでマントル。というところまで見せてくれるも結局完登者はでず。 ここで1課題目唯一完登の清水裕登が優勝を手にした。
ミドル決勝1課題目はビギナー2課題目とほとんど同じ場所で行われた。
予選の疲れもほとんど抜けているのか?ほとんどの選手が最後の方まで進むも、やはり最後はマントル(右写真がマントル前のパート) 意外に悪く、まさかの全選手が同高度でフォール。決着は2課題目に見送られた。
2課題目は緩傾斜の壁の課題だが、初手から悪いホールドが続き、初回から黒▲ハリボテについた極小ジブスを使って右へトラバース。カンテについている甘いホールドを中継してさらに上のカバを取りにいくのだが、、、
これはセッターも予想外の展開となり、登場する選手が2手目、3手目て次々にリタイヤ。3分の決勝時間をフルに使ってもその先以上に進むことが出来ず、4人目が終わった時点でトップは予選4位通過の平健太の3手目タッチ。
そんななか最後に登場の荒巻康裕。今まで越えることの出来なかった3手目も難なくパス。左トラバースして赤▲ハリボテにまで到達。惜しくも終了点手前でフォールとなり競技を終えてしまったが、2位以下を一気に離し、堂々の優勝となった。
マスター決勝。
F.F.Tクラスの上級クラスとなるマスター。
1課題目から見るからに細かいホールドを使っていく課題が用意されている。核心は何と言っても黒亀ハリボテの保持。写真では分かりにくいが磨かれた大理石のようにツルツルのジブスが付けられている。
所見では分からず、思い切って取りにいった選手の驚く顔が印象的な課題だが、、やはり悪すぎる課題だったようで完登者は出ず。
意外だったのは、予選1位通過の宮後正樹がこの時点で最下位なこと。みごとに苦手系がハマッたのか、予選で力を使い果たしたのか。
この時点で優勝候補でもあった宮後正樹は厳しい状況になった。
続いての2課題目。
打って変わって強傾斜にて。
疲れてきたところに厳しい課題となったが最後の力を振り絞りながらのトライ。
中盤からホールドのかかりが甘くなり、パンプしやすいのだが、右の青ハリボテを保持してからが核心。左を灰ハリボテをアンダーで処理するのはかなりの至難の業。
やはり傾斜が強いせいか、ほとんどの選手が中盤で力尽きてフォール。
ここで予選5位通過の粥川喜弘が粘りをみせて完登はできなかったがいい登りを見せ、この時点でトップに立つが、武田祐一がその一手先を進みトップを譲ってしまう。 最後に登場した宮後正樹も前半の疲れからか高度が思ったより伸びずにリタイヤ。優勝は一手多く進んだ武田祐一で決定した。
完登者は出なかったが、見事な登りをみせ歓声の沸いた決勝となったF.F.Tマスター決勝も終了し、これでF.F.T全ての競技が終わった。
やはりF.F.Tクラスの参加者が年々増えていることを考えると、今回は全クラスで計80名という参加枠であったが100から120くらいの参加枠があったほうが、最近増えつつあるミドルクラスをはじめ、多くの選手に参加していただいて楽しんでもらえるのでは。と考えてしまう。
来年の課題として検討したい。
最後になりましたが、コンペに参加してくださった皆さん。参加できなかった方もおりましたが、みなさんのおかげで、楽しいコンペを行えることが出来ました。ありがとうございます。
そして当日は朝から晩までと長い時間お疲れ様でした。
また、来年もより楽しめるイベントを開催できればと思っておりますので。またよろしくお願いします。
長いタイトルですね。。
ingacup&FLYING FINGERS THROWDOWN(以降FFT)2008
のレポです。
3月8日
4年目となるインガカップ。
今年もPUMP大阪店で、全国各地から多くのクライマーが集まって開催された。今回はレポと言うことだが、コンペ詳細の写真も近日アップ予定なので、もう少しお待ちを。。
ingacupとFFTの同時コンペ。ビギナー、ミドル、マスターはFFTでの開催。そしてオープンクラス男女はingacupでの開催となったわけだが、FFTだけでも参加者は80名オーバー。
ingaとあわせて130名を越える大きな大会となった。
ご存知の通り、今回はFFTへの参加者が多く、参加申込締切の1ヶ月前にはほとんどのクラスが定員に達したという人気ぶり。参加が間に合わなかった方には申し訳ないのだが、多すぎる参加人数に大会開催が難しかったため、申込を早々と締切とさせていただきました。(すみません) 来年は人気のクラスの参加枠をさらに増やして対応して行きたい。
さて、大会の詳細だが、開会式で簡単な挨拶、協賛メーカーの告知。ゲストクライマー「小山田大」の挨拶が行われた後。FFTクラスより予選開始となった。
FFTクラスはビギナー、ミドル、マスターの3クラスからなるカテゴリー。
1ラウンド4課題を2ラウンドでセッションし、計8課題からなる予選課題で競技が行われた。
さて、長くなったので予選はこのくらいに。
決勝の模様はまた後ほど、、と言うことで。
息抜きに左の写真をどうぞご覧ください。
今回のゲスト。小山田大 保科宏太郎です。
次回 インガカップ予選報告をお楽しみに。








