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REPORT


07年12月8日にPUMP大阪店最大のリードコンペ。ウォールマスターが開催された。

年々加速するボルダー人気。。このリードコンペに何名の参加者が集まるのか、多少不安ではあったが、昨年を越える申込があり締め切ってみると、61名の選手が参加された。 定員には及ばなかったものの、例年少ないビギナークラスに30名もの申込があったことには少々驚かされた。
そして、参加者の半分が10歳台という若いクライマー。  年々広がるクライミング人気を肌で感じることができた。

 

開会式

今大会には昨年同様、国際ルートセッターの木村伸介がメインセッターとなっての開催となり、協賛もTHE NOTH FACEのご協力のもと、開催いたしました。  



予選は各クラス2本を登り、課題ごとに順位を決めてその順位の計で予選順位がつく採点方法で行われる。各クラスオンサイトという事でオブザベを行った後、一人一人選手が入場し競技が行われた。
ビギナークラスのみは初級者や、小さい子供がいるのでトップロープ、そしてフラッシングで競技が行われた。
一番参加者の多いビギナークラスでは最初にスタッフのデモ・クライミングも行われ、そのクライミングをお手本に順番に選手たちはトライをしていったのである。
ちなみにビギナー1本目の課題はリードエリア最大傾斜の壁にセットされ、中間地点(およそ7m)までのトップロープクライミング。
当初は最後のハングを越える選手は少ないだろう。と思われていたが意外に多くの選手が高高度まで辿り着く。 面白いのはリーチのある大人より、時には最年少9歳のキッズが登れたこと。 リーチが合っても強い傾斜に手こずる中、身の軽いキッズの方が登れたりしたのである。

ビギナークラス   ミドルクラス

オープンクラス

写真左上は予選課題を見ているビギナークラスの選手たち。見ての通り、キッズが目立つクラスとなった。
大人との身長差が大きいので課題も作るのが微妙に難しかった。1本目は傾斜のある課題で身の軽いキッズの方が有利であろう。
また2本目になると、変わって垂壁の課題。最後はマントルでデカハリボテの上に立ち上がってゴールなのだが、垂壁なだけに若干おとなに有利な課題であろう。

写真右上はミドルクラス。
このクラスは予選からオンサイトでのトライ。オブザベには時間をかけ、しっかりとルートを読みます。
また、ミドルクラスには今大会最年長である石原謙選手もエントリー。数年前から大阪店で行われるリードコンペの常連である。
ちなみに年齢は66歳。まだまだ現役である。

下中央の写真はオープンクラス。 年々オープンクラスの参加者が減っているなか、関東をはじめ、各地から集まった強豪たちである。 さすがにオープンとなると予選から課題も難しく複雑なものも出てくるので集中して課題を読む姿である。
今クラスには昨年、惜しくも準優勝となった選手。尾上彩選手も参加。 この一年の成果に期待である。



そしての写真。
今大会のメインルートセッターであると同時に当日は裏方として活躍。ご存知の木村伸介氏である。

木村伸介

今回も決勝では伸介ワールドを披露してくれた名セッターである。
今年は残念ながら相方の木村理恵は仕事の都合上来られなかったが、、理恵さんの姿を見ることが出来ず、残念に思った選手も多いのではないだろうか。

ビギナー予選  ビギナー最年少

ビギナー予選

上左の写真はビギナーの1本目。 最大傾斜に設定されたこの課題は身の軽いキッズに有利となった。
トップロープといえど、この傾斜を登るのは大人の人でもしんどいものだが、キッズは持ち前の身の軽さを生かしたクライミングを披露し、観客を沸かしてくれた。

上右の写真は最年少 9歳の錦織 美里ちゃん。 ルーフを越えて、ゴールまでもう一歩。というところまで登って見せました。
大人の選手が落ちたところより登る美里ちゃんいは歓声も大きい。一番にぎわったビギナークラスでした。

下中央 の写真はビギナー予選2本目である。
垂壁に設定されたこの課題は1本目と違い、大人選手の方が登りやすかったのではないだろうか。
持ちにくいホールドをもって登っていき、最後は巨大なハリボテに立ち上がってゴールというもの。垂壁部分でレストを行いすぎてタイムオーバーとなった選手が意外に多い課題となった。

 

ビギナー、ミドル予選    ミドル予選

ミドル最年長



左上写真は予選の風景。ちょうどミドルとビギナーの選手が登っているところ。
ちなみに手前がミドルで奥がビギナーである。こう見ると、キッズの参加者が多いということも分かりますね。

右上写真はミドル予選。 中学生ながら大人顔負けの登りを披露してくれる選手が多かった。

そして中央の写真が今大会最年長である石原選手のミドル予選風景。
今年で66歳という年齢だがまだまだ現役である。数年前から大阪店のリードコンペに参加してくれている選手である。
6年まえ、60歳の時に参加したコンペではロープ登り競技というのを行い(つまりは綱のぼり)、若い選手も参加したその競技のなかで優勝したのが印象的で今でも忘れられない。

 




下左写真はオープン女子の予選。
今回は参加者が6名と少ない中での競技となったが、地元関西をはじめ関東からも参加者が集まってくれた。
そして驚くべきは参加者の大半が10台ということ。 男子と違い、若い世代の女子が力をつけてきているのを見ることが出来る。

下右写真はオープン男子。
昨年は定員をオーバーする申込があったにも関わらず、今年は9名というエントリーであった。
前週に大分でボルダリングジャパンカップが開催されていたので、多くの選手がボルダーに焦点をあわせていた結果ではないだろうか。 しかし、少ないながらも関東からの参加者が目を引き、そして最近「ダチュラ」5.14bを第2登したという樋口純裕選手も参加したクラスである。


オープン女子予選             オープン男子予選



 

予選終了後は決勝準備や選手の昼休憩を含め、空いた時間にエキシビジョンを行った。
参加自由ということで何人の選手が参加してくれるが不安でもあったが、意外に多くの選手が集まり賑わいを見せてくれた。

内容はリードエリアのコーナー一角を使ったスピードクライミング。トップロープということもあり、ただひたすら登るのみ。
しかし慌てすぎはフォールを招くので、、注意も必要な競技である。

下右の写真はスピードでのショット。 少し暗く見えにくいが、コーナーの左右に付けられたホールドを上手く使いながら登っていく。 こちらは参加自由ということで、早いもの順にトライ。後半の選手ほど、前の選手の登りや使うホールドを参考にしてどんどん高タイムを記録。 30−40秒かかる選手もいれば、他の選手の登りを上手く参考にし、10秒台半ばのタイムをだす選手もでてきた。
そんな中、優勝を決めたのは唯一の10秒台を記録したミドルクラスの西沢昭則選手。 

スピードクライミング       スピード表彰

上右写真は優勝を決めた西沢昭則選手。 多くの選手が参加した中、唯一の10秒台を記録してどうどうの優勝。
賞品は最近リリースしたてのDVD 「MONDAY MOJO」 おめでとうごじざいます。


 

決勝ではビギナーとミドルが同時に開始され、ビギナー上位6名が決勝へ進出。
この6名は予選を2課題とも完登した選手たち6名となった。
またミドルクラスでは予選1課題目では完登者が多く、予選2課題目で決勝進出者が決まった形となった。
ちなみに決勝者は10台が多く、予選2本をただひとり完登した選手、小福田 仁選手も14歳という年齢。近年のクライマーの年齢層が若い世代まで広がっていることを見ることができる。

下左写真そして下右写真はビギナーの決勝での様子。
予選と違い、リードクライミングで登らなければならないなか、決勝に残った上位6名はオンサイトという枠のなか、最後の課題に挑戦した。 
写真を見ていただいても分かるように、ほんとにキッズの活躍が目立つクラスでの決勝。各選手、いいところまで登るのだが最後の最後に力尽きて落ちてしまう。
そんな中。気合の一声をあげながらのトライを見せてくれた清原寛士選手。気合が目に見えるような登りで核心を超えゴール直前へ、、最後の一手でゴールというところで惜しくもフォールしてしまったが、その気合のトライに歓声が湧いた。
その後、完登者は現れず、気合を見せてくれた清原寛士選手が見事に優勝を手にした。

ビギナー決勝       ビギナー決勝

 

そしてミドルの決勝。  下写真
ミドルの決勝は誰もが予想外の木村ワールド課題。正面の壁から登り始め、一度右の突き当たりまで。その後永遠と左へ登ったり下ったりのクライミングが続き、なんとリードエリアの3面の壁を登っていくロングルート。
およそ20数メートルの課題である。 決勝選手はオンサイトでトライを始めるも中間でのクライムダウンでのパートで足の位置に手惑い、力尽きてフォールする選手も。
長すぎる課題か、完登者はでなかったものの観客の目を引く面白いルートであった。
優勝は2位と5手ほどの差をつけ小福田仁選手が見事に手にした。


ミドル決勝        ミドル決勝




オープン女子の決勝ではミドルクラスと同じルートで行われた。
男子と違い、どのような登りを見せてくれるか期待である。(下写真

決勝選手は予選順位にて他クラスと同じく5名の選手が進出(ビギナーのみ同着のため6名)し、先ほど男子が登っていた課題をトライしていく。 意外に中間地点手前でムーブに手間取り、多くの選手が時間を大幅にロス。8分の競技時間でも最後の方まで登っていける選手は少なかった。
結果としては優勝候補の梶山沙亜里選手が後半の核心の手前でまさかのフォールで競技を終え、最後に登場の尾上彩選手が後半の核心で惜しくもフォールしたものの梶山選手の先を行き、見事に優勝を手にした。

オープン女子決勝       オープン女子決勝


最後の決勝はオープン男子。
やはりこちらの課題も木村ワールド満載の課題となり、最大傾斜の壁をアップダウンを繰り返しながら左へ登っていく課題となり、およそ12mのトラバース課題である。
決勝へは5名が進出し、8分という制限時間でのトライとなった。 この進出者5名にはオープンクラス最年少14歳の渡部桂太選手も含まれている。
最初に登場の渡部選手は身の軽い登りで後半核心部まで一気に登り観客を沸かしたが、惜しくもその核心部でフォール。 続く選手は渡部選手の高度まで達しないものの、すばらしい登りと気合を魅せてくれた。

オープン男子決勝   オープン男子決勝

そして優勝候補の一人、卯城鉄平選手。下左写真
安定した登りで、中間部のクライムダウンを越え、そのまま核心へ。その後も危ない場面を見せずに見事に完登を果たした。
そして最後に登場は樋口純裕選手。
予選課題を2本とも完登してトップで決勝に進出した選手である。下右写真
こちらも安定した登りでどんどんと高度を上げ、やはり危なげのない登りで核心を越えて見事に完登。
最後の選手なだけに観客も盛りあがりを見せた。

決勝で2名完登となったが、予選を1位で通過した樋口選手の優勝となった。

オープン男子決勝   オープン男子決勝




 

決勝が終了したところで、表彰式へ。

今回はTHE NOTH FACEの協賛のもと、賞品も数多く用意され、各クラスの決勝進出者全ての選手に賞品が渡された。

ビギナークラス表彰式
ビギナー表彰

 

ミドルクラス表彰式
ミドルクラス表彰式

 

オープン女子表彰式
オープン女子表彰式

 

オープン男子表彰式
オープン男子表彰式

 

今回、事前に選手に要綱を発送したのだが、その中に抽選番号の札を一緒に発送していた。
そしてコンペ終了後に抽選会をひらいてラッキーな参加者に賞品が。。

用意されていた賞品はクライミングビデオ3点、TNFトートバック2点、そしてパンプ大阪店オリジナルカラー(限定生産100足)のクライミングシューズ。

そして抽選でクライミングシューズをゲットしたラッキーな方は、、、、↓↓↓↓↓

抽選会
おめでとうございます。。



最後までお付き合いしてくださった皆さん。朝早くからのイベントで後半には疲れて寝ている方まで、、本当に最後までありがとうございました。
来年も今年以上にみなさんに楽しんでいただける大会を開催したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 

それではみなさん。また次回。。

 

TNF



上のバナーをクリックすると協賛していただいたメーカーのホームページに飛ぶことが出来ます。
ぜひご覧ください。

text by Seiji Takayama
photo by Seiichi Kono & TheNothFace

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